歴史の覚え方比較

歴史の覚え方、記憶の仕方は多くあるが、これらの比較をしてみたいと思う。

〇自分で箇条書きして、その項目を集中的に暗記する方法

試験前に一般的に行われている方法だろうが、これが出来る生徒は勉強に熱意があり、時間的に余裕がある生徒で、熱意のない生徒には箇条書き自体ができない。

〇語呂あわせで覚える方法。年代記憶には役立つ。しかし歴史はストーリー理解が大切なので、つながりまで覚えられない。印象深い語呂を作るのはむつかしい。

〇歴史漫画を見る。これは視覚で覚えるので記憶的には非常によいが、漫画だけでは表現できない事項があり、情報量としては不足する。

〇試験範囲ごとに、歴史の流れを自分でまとめて理解・記憶する方法。これが出来る生徒は熱意のある場合で、流れを調べるのに時間がかかる。普通の生徒では出来ない。

〇電子システムっを使う方法があるが、試験は漢字を使うことが多いので、書き取り練習が出来ないのが最大欠点であり、電池切れや思わぬアクシデントがあれば、試験に失敗する可能性もある。試験場には持ち込み禁止が多く、間際までの記憶ができない。

〇「3段階記憶法」を使う場合。記憶する場合、普通の生徒さんは軽い拒否反応を示すので、これを解消するために簡単な「導入パズル」をもうける。少し考えて解けるので、少し頭を使うことで馴染むことができる。パズルを解いて出来上がった文章は、歴史の出来事のストーリーになっているので「ストーリー理解」ができる。次に「単語かきとり練習」により記憶を確実にします。以上をまとめて「3段階記憶法」となづけ、一冊の記憶本としてまとめています。是非この効率のよい記憶本を副教材として活用ください。

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